柿の木の皮削り

現在の柿畑↑
養蜂家たちは今日も巣箱をトントン作っておりますが、
柿畑では、正月早々から木の皮削りが始まっていました。

柿の木の皮と幹の間には、
虫が暖かい木の皮の中で冬を越そうと寝てらっしゃいます。

↑この道具で皮をカリカリと削って虫を追い出します。

去年もやったんですが「柿の木の皮削り」2012.02.08、
どういうところを削るんでしたっけ?
と確かめたところ、
「コベコベ」になってるところ、
ということでした。
コベコベのところね、
健康な幹の皮は、固くてカリカリしても削れませんが、
虫がいて、黒っぽくなった「コベコベ」のところは、
ボロボロと皮が削れていきます。

このような又になったところが多い。
ほっておくと、
虫由来の病気になったりもしますが、
どんどん虫が穴を掘って広がるので、

枝がもげそう。
健康なところまで削りやしないか、と始めは不安でしたが、
「柿の木は割とすぐ肉を巻くから大丈夫」とのこと、
さらに、やってみてわかりましたが、
先に書いたように健康なところは固くて削れないので大丈夫でした。
そして虫のいるところは、
多分木を食べた後のウンコと思われますが、
丸いつぶつぶがあるのでわかりやすい。
基本的に黒くなった部分は虫が居たことのあるところ、
削っていくと、、、

おでましです。
上の写真はずいぶん太っちょの幼虫で、
他にももっと細いものや、
ちょっと黒っぽいもの、ダニのようなものも。。。
削っていると、だんだん軍手の下の手がかゆくなってきます。
マスクと軍手は必須です。
科学の実験用ゴーグルもほしいです。
ご老体の木ほど黒いところが多く、
若い木は少ないです。
一本の木で何時間かかかることもあって、
畑の木を全部やるのかと思うと、なかなか気が遠くなります。
去年は親方に高圧ジェットの水で皮をはいでもらったんだけど、
(「柿の木の皮削り2」2012.02.28)
今年もやってくれないかな~
小森養蜂場
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