農業フェスティバルも無事に終わりまして、ブログにて報告!
……といきたかったんですが、終了と同時に送料改定で手間取り、
新しいシステムと悪戦苦闘しながら、やや落ち着きを取り戻して、ブログと向き合っています。
現在、養蜂家は北海道を引き上げるためあちらにわたっていますが、先月は岐阜にいて、冬の準備を始めていました。

トレイがいっぱい。
何をしているかというと、冬用の餌を作っています。
本来ミツバチは、はちみつを食べて越冬をするのですが、
そのはちみつは皆様のお手元に届いているはちみつとなっています。
多少は巣に残っていますが、何も蜜が採れない冬を越えてもらうには足りない。
というわけで代わりに餌を足してあげる、というわけです。

粉末の餌を水と一緒に専用の撹拌機でコネコネ、コネコネ。

こんな感じに盛り付けて、あとは乾燥しないようにラップでくるみます。
ミツバチは乾燥しちゃうと口にしないので水分が大事です。
ふと。
ということは、ミツバチって結晶しちゃったはちみつ、食べれないってことだよね、と思ったものの。
巣の中はミツバチたちが動いて温めているので結晶することはない、と気が付きました。

この日はやたらとラップが言うことをきかず。
皆で悪戦苦闘をしておりました。

それにしても、味噌にしか見えないこの餌。
「これ食べても害はないの?」
と聞いたら、
「食べたことあるよ」
とフシミさんが言ってたので食べてみることに。
味噌っぽい味がしたんですけど……気のせい、なのかな。
タヘイさんは食べたことないそうです。
というか、食べてみようと思ったことがないそうで。
いやほら!
普通だったら『どんな味するんだろう?』とか気にならないですか!!
──普通もいろいろですけれども。
国産はちみつ 小森養蜂場