王さん探し

今日は王さん探しです。

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「王さん」というのは女王蜂のことです。
こないだくっつけた女王の王台からちゃんと
ハチが生まれているかチェックします。

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というのも、
全ての王台からきちんと女王が生まれてくるとは限らないからです。
私たちが移虫した人工王台だけでなく、
自然とできた王台をつかっている巣もありますが、
それも100%ではないみたい。
(自然の中ではいくつか作って、最初にきちんと生まれた女王が女王になり、
あとの王台は彼女に食い破られる、らしい。)

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親方、女王を探し中。
みんな、箱を開けた瞬間に
「あ、(女王が)居るな」とか「おらんな」とかわかるそうです。

そして、女王がいない巣はそのまま放っておくと、
最後は全滅なので(新たな卵がうまれないので)
女王がちゃんといるハチの群に分けていきます。

さて、いくつか箱をこなすうちに、
私もなんとなくわかる気がしてきましたが、
最初は大苦戦(去年もやったのに…)

女王がいるほうは簡単です、
女王を見つければいいんですからね。
問題はいないほう、
はたしてこの巣は女王がいないのか、
それとも私が見つけられないだけなのか。

ポイントはいくつかあります。
1、女王がいるハチはおとなしく、居ない群のミツバチは開けると騒ぐ。

が、この「騒ぐ」と「騒がない」が最初はわからないので、
このポイントは見分けがつくようになってからしか使えませんでした。

2、王台から出た形跡がないと、居ない可能大。

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↑ピンボケですがこれはダメになっちゃった王台。
手で破ってみてみます。

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ありゃりゃー
中で黒くなって死んでます。

しかし、こういう場合でもたまに自然王台から出て、
女王がいる場合がある。と、親方。…

3、卵や幼虫が生まれていれば女王がいる!

探せてないだけ!
よくみて!

4、ひとつの巣穴に卵が複数個あると、女王がいない!

これは確実にいません!
女王がいない状態が続くと、働き蜂のなかから卵を産むのが出てきます。
(もちろん働き蜂は交尾してない)
女王は一つの穴のひとつ、しかもきちんと真ん中に産むんですが、
働き蜂が産んだ卵は、一つの穴に2つも3つもあったり、
向きや位置もぐちゃぐちゃ。
なんだかみててかわいそうになります。
でも女王がいない巣が全部こうとは限りません。

さらにひっかけ問題みたいな群もおりまして、
どんなに探しても女王がいない、
卵を産んでる形跡もない。
でも、ハチの状態は「おとなし」そうだ・・ 

うーん、と思ったら
「まだミコで、腹が大きくなってないんや」
「ほれ、ここに居る」と親方。
みると、黒っぽくて(普通の働き蜂と同じ色、女王は黄色)
小さいくせに、お尻の形だけ尖がったハチ…

まだ交尾してないみたいで、「女王」なくて「ミコ(皇子?)」
…見分けがつかん。
自然王台から出たほうはちょっと遅めみたい。

それから、
王台にはキレイにハチが出てきた跡があるけど↓

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キレイに丸く穴が開いてます。

卵が産んである形跡なし、
女王出てきてるんだけどなー
と必死に探すと、
親方が「こりゃダメじゃ」
よく見ると、先ほどと同じ「ミコ」らしきハチ
でもなんと羽が無い。
奇形がでちゃったみたいです。
羽が無いと交尾ができないからダメ。

自然王台でも中で死んでるのがたくさんあって
「なんでやろうなー」
親方も分からないことはまだ多い。

ところで、変な巣箱発見↓

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なんとタケノコでした!!

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春はいいですね。
タラの芽も終わりそろそろワラビです♪

小森養蜂場
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れんげとミツバチ

今年は大野町はレンゲが少ないです!!

咲いてないわけじゃないんですよ、
田んぼ一枚きれいに咲いてるところもあるんです。

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でも田んぼ一枚咲いてたからっていったいどれほどのハチミツになるか

そしてレンゲを食べる「アルファルファタコゾウムシ」の幼虫もたくさんいる

これです!!!↓

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アルファルファタコゾウムシ、略してアルタコは
外国から入ってきた虫です。
1982年に福岡と沖縄で初めて日本で確認されてから
ちゃくちゃくと北上して、
1999年から岐阜でも見られるように。

岐阜大学 昆虫生態学研究室のHPより
http://www1.gifu-u.ac.jp/~entomol/h_postica.htm


この幼虫がレンゲなどのマメ科植物を食べちゃうんです。
葉やせっかく咲いた花をびっくりするスピードで食べ尽くします。
きれいに咲いてたレンゲ畑も2、3日でなんだか色が暗くなり、花はハゲハゲに。

ただでさえ少ないレンゲハチミツがますます採れない原因になってます。

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ミツバチは頑張って働いてます

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かわいくて癒されました。

少しでもレンゲハチミツが採れますように。
あとは祈るのみ。

小森養蜂場

お掃除採蜜

お掃除採蜜始まりました。

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レンゲハチミツの採蜜がシーズン最初の採蜜なんですが、
その前に、巣箱の中を一度きれいにします。

今は桜のハチミツなんかが入っています。
しかし、冬に餌としてあげていた砂糖水も残っているはずなので、
それを全部採ってお掃除します。

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採蜜群(ハチミツを採るためのミツバチ)は
継箱(つぎばこ)という、2つの巣箱をつなげた巣箱です。↓

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普段のハチミツを採るときには、
この継箱の上の部分に入っているハチミツだけを搾りますが、↑

今日はお掃除なので、
下の箱も全部採ります。↓

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↑普段でも腰が痛くなるんですが、
下の箱はもっと低いので、結構つらい。

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私はいつものように、蜜ブタ切り。
「切り残しが無いように丁寧にね」
掃除なのでね。

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さて、しかしレンゲの花が今年は全然咲いてない…
毎年レンゲの種代でかなりの金額をとられるんですが、
「あの種本当に蒔いたんか!?どこいったんや!?」
と思うくらい今年は咲いてないです。。。

お掃除はしたものの、
今年はレンゲは期待薄…

う~~~ん悲しい。

小森養蜂場

わけだし

ついにわけだしです。

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分け出しまでの過程
2013.04.04 移虫(いちゅう)
2013.03.29 王台くっつけ

移虫からきっかり10日後、
女王蜂が順調に育っている王台を
女王蜂のいないミツバチの群(無王:むおう)にくっつけます。
そうすると、新しいひとつの群になります。

朝7時

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蜂場で準備開始
前日から用意してあった空の巣箱のフタを開けて、
無王のミツバチたちを入れていきます。

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これがこの前移虫した王台です。
みんな育ってます。
良い成績に親方も満足げ。

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理由はよくわかりませんが、
人工王台に移虫しても全部育ってくれるとはかぎりません。
上の写真はきれいに全部育ってるのですが、
育たないこともあるとか。

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(私は手袋着用可)

↑木の枠からぷちっとちぎって
蜜蝋でくっつけてあるので簡単にはずれます)

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↑ミツバチをちょちょいとどけて、スペースを作ったら、

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↑ちぎった王台をくっつけて、終わり。

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↑こんな感じ。

2週間後にちゃんと女王が生まれてるかどうか、
チェックします。
ここも確率は100%じゃないのです。

みんな順調に育ってくれるといいなー

ミツバチのカースト(玉川大学のHP)

小森養蜂場

ドウダン

ドウダンツツジが咲き始めました。

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↑100年くらいのドウダン。
このドウダンを中心にお家の位置を決めたという、
ずっとずっと昔から小森家にある自慢のドウダンです。

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当然ミツバチも来ています。

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小さい花に必死にとりつく姿がかわいいですねー。

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後姿がなんとも…
今日は寒いのですがミツバチたちは頑張ってます。

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秋には紅葉しますよ。

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小森養蜂場

ミツロウ作りました

ミツロウ溶かしてます。

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ミツロウはミツバチの巣の材料で、
ミツバチが分泌する天然のロウです。

去年も同じような時期に溶かしてたので、
その時のブログを見てみたら、
写真がもう、まったく同じで…(^^;;
新しく撮らなくてもよかったんじゃないかと思うぐらい。

2012.04.02「ミツロウ」

「無駄巣」と呼ばれる、木枠の外に作られた巣を
その都度集めてとっておいて、
全部ドラム缶に詰めて、

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下から火を焚いて、溶かします。

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写真からは伝わりませんが…

溶かしたら布で濾して、
一斗缶に流し込みます。

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固まれば出来上がりー

固まるとこうなります↓(去年の写真)

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ハチミツ屋さんが買ってくれます。

ロウソクになったり、クレヨンになったり、化粧品の原料にも使われますね。
水をはじくからロウ引きした糸や紙はいろんな用途に使われるし。
ミツバチってありがたい。

小森養蜂場

花見!

小森家のしだれ桜が満開です!

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ピンクが濃い目できれい!!!!
明日は春の嵐が来るとのことなので、
今日はお花見です!!

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今年は去年より花付きがいいかも。
それにしてもすばらしいお天気!
みんなでワイワイしながら、なんとも気持ちいいお花見です。
お腹がいっぱいになると、気持ちよすぎてみんな昼寝をしだすくらい。

桜の陰で、少し風が吹くと、チラチラと花びらが散りだしたころで、
ばっちりでした。

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ミツバチたちも。

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きっと明日の雨で散ってしまうでしょう。
ベストな日程でお花見できました!
素敵な一日でした。

小森養蜂場

移虫(いちゅう)

午前中はこないだ作った人工王台に、
幼虫を移しています。

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これがこないだ作ったやつですね↓
このオレンジのカップに、ミツバチの幼虫を移します。

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オレンジのカップに少し白いものが入っているのがわかりますか?
前回書いたように、王台は下を向いて取り付けられるので、
幼虫が落っこちないように、ローヤルゼリーを少し入れておきます。
(表面張力でくっつきます)

ミツバチの巣の中から、
産まれて2日くらいの幼虫を選んで、

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↑みえますか?
よーーーくみると、六角形の穴の底に小さな幼虫が。
ひとつの穴に1匹ずつおります。

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これが親方の選んだ幼虫↑
ちいさーー!
老眼鏡必須です!!

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育ちすぎの幼虫ではだめで、
小さな小さな幼虫を選んではポトリ、
選んではポトリ。

これをミツバチの巣に入れて、
女王に育ててもらい、
10日後にはついに「わけだし」。

去年の様子
→2012.04.09「移虫(いちゅう)
→2012.04.17「分け出し~ミツバチの増やし方~

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山の中の蜂場で、日当たりもいいとは言えないせいか、
なんと、まだ梅が満開でした!!

小森養蜂場

オオイヌノフグリとタンポポ

どこでも咲いているオオイヌノフグリ

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たくさん群がるほどではありませんが、
見ていると少し、ミツバチがやってきます。

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ほら!

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ほら!

あんまり見かけないですよね。

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アシの白い花粉はこの花のものなのか?ちがうかな?


それから道端代表はやっぱりタンポポ

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こちらはミツバチに割と人気。

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花の上で歩き回って花粉だらけに。

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かわいいですねーーー!!

タンポポもハチミツが採れるんだそうですよ、
聞いたところによると
「足の裏のニオイ」とか「おヘソのニオイ」とかがするようです…
アワダチソウもそんな系統のニオイがするので、
キク科の植物は全般クサいようですね。

やっぱり暖かいからみんな活発に出入りしてました!

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↑一番左のコはどうしてあんな恰好で写っちゃったんでしょう!
誰かとぶつかったのかな??
アシが全部開いてます。
かわいすぎで顔がにやけますねー。

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みんなたくさん花粉を積んで帰ってきて、
ご苦労様です!!!

小森養蜂場