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増毛の採蜜

昨日は増毛の採蜜にいってきました。

「ましけ」と読みます。
一部の方々が「えっ!?」っと振り返る地名です。

増毛までも遠いので、朝5時前には出発。

本日の蜂場はここ↓

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なんと、ここには巣箱が100箱以上おいてあります。

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これがどれだけすごい数か、というのは、
わかる方にはわかります。
そして、100箱以上の採蜜がどれだけしんどいか…
めっちゃめっちゃめっちゃ辛いのです!!

というわけで、カメラを構える余裕はゼロです。

7時から始め、8時半に一度目の休憩。
朝8時半ですが、汗はだらだら、すでにくたくた。

途中、幸いにも太陽がたまに雲に隠れてくれてだいぶ助かりました。
私は一番楽なポジションなのですが、
みんなは最後本当にフラフラ。

最後に蜂のチェック

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夏休みの日曜だからか、
山の中ですが、近くの道は結構車が通ってました。
バイクのツーリングの音もたくさん聞こえてきてました。

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こんな道を走っていたらさぞ気持ちよかろう。
自転車のオジサマも発見。
(・・・いったいどこから。というほど山の中ですが)

さて、帰り道こんな看板を

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「超危険」
・・・え?「超」って、veryという意味の「超」?

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確かに私だって、「超カーブしてるよ」と使うかもしれない、
が、まさか
看板になるか?
何か私の知らない使い方があるのでしょうか?

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そんなばかな!
いくらなんでも「超迂回路だよー」とは言わない!
何かほかの意味があるに違いない!

謎の工事現場でした。

あ、ハチミツはちゃんと採れましたよ!
シナ蜜です!

それから、
地元岐阜には「尻毛(しっけ)」という地名があります。
増毛の方がいい地名だなぁ。
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シナノキ

北海道に来て初めてお休みをいただいて、
帯広に行ってきました!

そしたら駅前にシナノキが!

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花がたくさんついて、とてもいい香り!


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「シナノキと聞いて,「ああ,あれね」
と森で働いているか森に関心の深い方はすぐに分かるだろう。
事実,北海道の森林にシナノキは多い。
カンバ林やブナ林のように優占した林分を形成することは稀だが,
そのかわり様々なタイプの森林のなかで見ることができる。
国内のシナノキ科シナノキ属に属する樹木としては,
シナノキ,オオバボダイジュ,ヘラノキ,それにいくつかの亜種が自生するが,
北海道から九州まで幅広く分布しているのはシナノキだけである。
科野(長野県の古代名)に多い樹木であることに由来し「科木」と書く。
学名もTilia japonica(日本のシナノキという意味)であり,
名実ともに日本を代表するシナノキ科の樹木である。
これらシナノキ科シナノキ属の樹木は,合板や彫刻,家具,マッチの軸木,
樹皮から繊維を取り出すなど多様な用途に使われている。
花の利用もハーブティ(リンデンティ)や蜂蜜,石鹸,化粧水など多彩である。
また,街路樹としてもよく利用されている。」

光珠内季報 No.129(2003.2)
樹木だより   
シナノキ 渡辺一郎 より抜粋

とのこと、
小森養蜂場でも北海道の山の中でたくさんシナノキのハチミツを採ります。
(昨年は全然とれませんでしたが)

上記の文の中にもあるように、シナの花はハーブとして利用されているくらいいい香り!
ハチミツもそんな花の香りがしてとってもいい香りです。
そのためハーブっぽいものが苦手な人には嫌われる、
好き嫌いがはっきり分かれるハチミツが採れます。
「ミントみたい」という感想もよく聞くくらい、
お湯や紅茶に溶かすとそれだけでハーブティのようです。

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あ!ハチの影が!!

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マルハナバチが一生懸命、みつを集めているみたい。
ミツバチはいませんでしたが、
他にも、アブたちとか、

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ちょうちょ

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白黄色っぽいマルハナバチらしきものも。
エゾ何とかという種類でしょうか?

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今年はハチミツ採れるといいなぁ。

小森養蜂場

日高採蜜

世間は三連休ですが、小森養蜂場は日高へ採蜜にいってきました。
親方は養蜂組合の会議にいってて親方抜きでの採蜜です。

日高は馬が多くて走ってて楽しいです。

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緑の牧草の間にチラチラ白いものが見えますか?
ホワイトクローバー(シロツメクサ)です。

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この辺はソバ畑はなく、
クローバーばっかりなので、
クローバーはちみつが採れます。


一か所目。

個人のお宅のすぐお隣に置かせていただいてます。
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↑巣箱にひもがかかっているのがわかるでしょうか?
日高のミツバチももうすぐ山へもっていくので、
運ぶ時にふたが取れないように、
ひもで縛ってラッピングして帰ります。

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↑2か所目
ここは沢(?)が近くて、
そこここが水でぐちゃぐちゃぐちゃ…
同じ場所にずっと立って蜜蓋を切っていると、
足元がどんどんグズグズに…

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↑採蜜するときに、巣板についているミツバチを払います。
ほとんどは巣箱の中に払うんですが、
最初の一部だけは外に払います。
その外に払われたミツバチたちが入口で渋滞してます。

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3か所目はなんだかトトロにでてきそうな森と田んぼに囲まれた高台でした。

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曇り予報でしたが、晴れて暑い。

日高までは、3時間以上かかるので今日は泊りです。
まだ蜂場が残っているので明日も採蜜。

いつも泊まるよしだ旅館にお世話になりました。

親方にさんざんボロだとか、トイレはぼっとんだとか脅されたけど、
トイレは水洗だったしすごく小奇麗でした!

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私は一人部屋~
でも部屋にかぎはなかった(笑)
外観撮り忘れました。

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白い馬を見つけるとうれしい!

小森養蜂場

ソバ混じり

昨日は北海道は滝川のほうへ採蜜に行きました。

千歳からは2時間弱くらいなので、朝5時出発。
朝は霧がすごくて前が見えない~

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ひとつ目の蜂場に到着~

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今日も私は蜜蓋切りをがんばります!
親方と一緒に蜜蓋を切っていると、
遠心分離機の方からなにやら嫌な香が…

ソバだ!

ソバのハチミツが混じってしまいました。
ソバの蜜は、ちょっと混じるだけで、
はちみつの色が濃くなり、ソバ独特の香りがします。

けっこうクセが強いので、
こうなると百花蜜としてハチミツ屋さんも買ってくれなっちゃうのです。

「ソバはちみつ」として売れるわけでもなく、
あくまで「混じってる」状態はとても困ってしまいます。
(ソバ蜜は真っ黒!混じってるとただの茶色)

別にソバ蜜は悪くなくて、ミネラルも多いらしいし、
香りも味も私は好きですが、混じると困る!

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とほほ~
親方も、「もうちょっと大丈夫だと思ったんやけどなぁ~」

周りの畑にはソバの花が綺麗に咲き始めていました。
ほんとはこうしてソバの蜜が混じらないように、
アカシアの花が終わったら、
さっっ!と山の上に移動したいのですが、

山に入るのに営林省の許可をとったり、
他の仕事がつまっててなかなか動かせませんでした。

やたらと蜂が刺すし、
ソバが混じってるし、
風がなくて暑くて汗がだらだらだし、
なんだか三重苦。

しかし、目の前の親方が
「イター、刺された~」とボソッとつぶやいたのが聞こえてきて、

親方も刺されると痛いのか、
とちょっと安心(?)しました。

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そんなことはお構いなしで、
一生懸命働くミツバチちゃんは、
今日もかわいいです。

さー!晴れてきたぞー!
今日はあと4か所採蜜だぞー!

ネットショップで「ソバ混じり」としてうってみようか?

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北海道にて販売開始

ようやく少しハチミツ瓶詰してもらいました。

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なのでのぼりを立てました。

千歳市近郊の方は寄ってくださいませ。

岐阜でとれた蜜(レンゲ、マロニエ、百花)はありません。
今年採れたアカシアとクローバー、それぞれ1.2kgと2.4kgのみです。

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店舗らしきものはなく、玄関での販売になります、恐縮です。

ただし、北海道から配送はできませんので、
お世話になってるご近所向けの販売です。

通販の方は秋にハチミツを持って帰るまでお待ちくださいませ。

それからデジカメが修理から帰ってきました!
北海道にいても東京の修理センターに
電話とメールのやり取り、宅配だけでできるからすごいなー。

小森養蜂場

分けだし

毎日採蜜しているわけではありません。

岐阜でイチゴや、柿の花粉交配用ミツバチを貸し出していたように、
北海道ではカボチャの蜂をだしていたりします。

本日は朝から分けだし。
(分けだし、割り出しとは?→分けだし

朝6時に出発~
今日はちょっと曇ってて寒い!

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実はカメラを修理に出しているので、
写真は私の(ふるーーーい)ケータイカメラで撮ってます。

↓ピントが奥にきてますが、とりたいのは手前です。

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さて、この王台を引っ付けます。
私だけは手袋可。
「今日は曇ってて寒いからちょっと蜂がおこるかもしらん
ビニール(の手袋)にしなさい」
と親方が言ったのでキッチンで使うゴム手袋してます。
これだとミツバチの針が(あまり)通らないので、刺されません。
でも一度刺されると手袋に匂いがついて、
他のミツバチも刺しやすくなるので大変なことに。

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幸い今日は刺されませんでした。
(でも昨日は刺されました。)

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はーい、ちょいとくっつけて終わりです。
日がさして暖かくなってきました。
2時間ほどで作業終了。

私はお昼ごはんの準備のため解放されました。

さー、明日も分け出しします。

北海道に来て、みんな少しずつ疲れが出てきたみたい。
もう少しすると体が慣れるのですが、最初はつらい。
夜の9時には真っ暗になる小森家です。

小森養蜂場

採蜜

北海道ではウェブ担当のワタクシは主に飯炊き係、
ご飯の時間は規則的
朝 5:30 or 6:00
昼 12:00
夕 6:00
とっても健康的。

でも今日は遠くの採蜜のため、養蜂家連は朝5時に出発していきました。
あんまり早すぎても食べられないので、
そういう時は道中コンビニとかで朝ごはんを買っていきます。
そして私は朝寝坊できます♪

さて、北海道ではワタクシも「猫の手よりまし」として
採蜜の戦力になっています。

数日前も行ってきました。

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岐阜では森=山なので、
北海道の平地のほんとの森は新鮮です!

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アカシアハチミツを採る蜂場(ほうじょう)です。
でもこの日は岐阜からもってきて初めての採蜜。
一回目はいつも前の蜂場の蜜が残っているので、
どうがんばってもアカシアハチミツにはなりません。

次回、綺麗なアカシアを採るために、
今日は蜜蓋(みつぶた)の切り残しが無いよう、綺麗にとります!

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今日は猫の手の私を含め3人で採蜜なので、
写真はここまで、猫ながら、がんばって仕事します!

小さな養蜂家さんたちは、いつも2人とか1人とかで
採蜜してるのかと思うと大変だなぁと思います。

夏の間は忙しい毎日です。
たくさん食べてがんばります!

小森養蜂場