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初回蜜採蜜

昨日本年度初めての採蜜を行いました!

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なかなかの日差しだぞ!

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なんだか予想以上にたくさん採れた!
「桜が遅かったから桜の蜜がはいったかな?」
桜のハチミツ!

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でも初回の採蜜は、いわばお掃除の採蜜。

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冬が終わって最初の採蜜は、
冬の間の砂糖水なんかが混じっている可能性があるので、天然のハチミツと言えませんね。
キレイに採ってしまって、お掃除するのです。
ハチミツにはなりません~

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「初回が入ってもね~~~」
たくさんとれてもしょうがないのです。
今日と明日は雨なので、
巣に引っ付いたちょっとの蜜も、
ミツバチがきれいに食べて、
次にはまっさらな「天然国産はちみつ」が採れるはず!はず!

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準備はばっちり。
あとはお天気と花の様子しだいです。
祈るのみ。
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小森養蜂場
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柿畑草刈り

ここのところようやく暖かくなってきてくれました!!

柿の葉が出始めました!

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下の雑草もぐんぐん伸びてきました~
一週間で見違えるほどボーボーに…

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ということで親方が草刈りしてます。

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楽しそうですが、
油断すると柿の枝に頭をガーンとぶつけます。

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さー
忙しい季節がやってきますよ!
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分け出し~ミツバチの増やし方~

今日は分け出しです。

分け出しとは、ひとつの家族(群)だったミツバチを、
いくつかの家族(群)に分けて群数を増やすことです。

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朝7時には蜂場に到着。

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通常ミツバチの家族は
女王蜂が1匹とその他大勢で構成されています。
その他大勢の数は増減します。

なので、一つの巣箱に入ってた、
何枚かの巣板を、
別々の巣箱に分けて、
それぞれに一匹ずつ女王蜂をいれてあげると、
別々の家族に分かれてくれるのです。

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この前作った女王蜂の王台
中身がどんなもんかなーと
親方が光にすかして観察中。

さて、分け方です。
私は初体験でした。

①まず、空の巣箱と、
エサのハチミツが入った巣を用意します。
(ミツバチが作ったやつです。採蜜せずにとっておきます。)

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②ミツバチがくっついた巣板を一枚入れます。

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③ミツバチがいっぱいいるので、

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燻煙器で煙をかけて、
女王蜂設置予定地にいるミツバチは
手でちょちょっとやってどいてもらいます。

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④女王蜂が入ってる王台をくっつけます。

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ぶちゅっとさすと簡単にくっつきます。
取れないらしいので、
あんまりぐっと押し込まなくてもいいそうです。

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くっついた↑

⑤フタをしたらおしまい!

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こないだ作った女王蜂は、
早いものは今日、遅くても明後日には
みんな羽化するとのことです!
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お花見と持続可能性

本日はお花見です。
小森養蜂場の周りはただいま桜が満開です

堤防のソメイヨシノは散りだす直前で本当にきれいですが、
ウチのお庭のしだれ桜もすごくきれいなんです。

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ただいま八部咲きくらい?
今年はちょっと花付きが悪いそうですが、
それでもとってもきれいです。

昨日は雲のない空だったので、昨日撮ればよかったなー
と少し後悔。

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バーベキューの準備です!

近所の人も招いて。
鉄板でおなじみジンギスカンと網のバーベキュー、
差し入れのおにぎり、ヌタ。
それから、親方がさっき採ってきたタケノコ!!

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準備万端で座ってまつ親方↑

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最初は花より団子でしたが、
お腹が膨れるとみんな上を見上げだす。
40年くらいの木だそうです。

「もう100年ばか経てば大きな樹になるだろうなぁ」
と親方。

100年後か、とりあえずこのメンバーは誰も生きてないなぁ。
昔の人は木とか植えるときにそんなに先のことまで考えながらだったのかな。
今環境問題とかで盛んに耳にする「持続可能性」「Sustainable Development」っていうのは、
自分だけ良けりゃいいわけじゃなくて、未来を思いやることなんですね。
いわゆる里山の、昔の人にとっては普通のことだったのかもしれないなー。
と桜を見上げながら考えてしまいました。

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ソメイヨシノよりもピンクが強くていい色です。
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移虫(いちゅう)

寒いけどいいお天気だった土曜日は
移虫をおこないました。

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移虫(いちゅう)というのは、
女王蜂をつくるための作業です。

ミツバチは普通の巣房に産みつけられた虫はハタラキバチになりますが、
王台という巣房に産みつけられた虫は女王蜂になります。
ハタラキバチたちが、普通の巣房にはハチミツや花粉をあげて育てますが、
王台にはローヤルゼリーを入れるからです。

というわけで、
普通の巣房の幼虫をこないだ作った人工王椀に移します。
虫を移動させるので、移虫です。

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産まれたてのちいさーーーーーーーーい幼虫を移動させるので、
大変です。

小さい耳かきとかを使います。
親方が使っているのは鳥の羽で作った移虫針というやつです。

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普通の巣房からちいちゃいのを選んで、

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王椀に。
ローヤルゼリーをちょこっといれておけば、
逆さにしても落ちないのです。

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これで、王椀に入れられた幼虫たちは、
これからもローヤルゼリーを与えられ、
女王になるのです。

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ここで、巣房に幼虫が本当に入っているのか、
みてみましょう。
いつもはハチミツとか花粉を貯蔵している巣房を
見るほうが多いのでね。
幼虫嫌いの人は注意です。

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じゃーん。見えますか?
巣房ひとつひとつに大小幼虫が入っています。
(いろんな成長過程のものが)

少しなぞってみました。

幼虫

ずっとみてると気持ち悪いですね。
「小さめ」と印しした幼虫は実は移虫させるには大きすぎで、
もっと小さいのを探すんですよ。

ところで、全体的に写真上の方の巣房より、
下の方の巣房のほうがちょっと六角形が大きい気がしますよね、
気のせいではありません、
ちょっと大きめの巣房に入っているのは雄蜂なんだそうですよ。

全部の王台に虫を入れたら巣箱に戻します。

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これで後はミツバチが育ててくれるはずです。
今日はちょっと寒かったので、
大丈夫かなーと親方は心配してましたが、
あとは人間の手ではどうにもなりませぬ。
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三重から蜂の引き上げ

昨日は三重から蜂を一部引き上げてくるということで、
私も連れて行ってもらいました!

岐阜は午前中冷たい雨が降っていましたが、
三重は問題なしで風は強めでしたが、晴れていました!

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海だ!

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スペイン村だ!

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志摩のあたりにおります。
桜も見ごろの木が!

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蜂場には早朝に出発している先発隊が

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岐阜に持っていく蜂の確認。

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ミツバチたちは黄色い花粉をたくさんつけてました!

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何か所か蜂場をまわって、
蜂箱をトラックに積み込みます。

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結構重いのでひと箱ずつ

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それから地主さんのところにごあいさつにもまわります。

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風が強かったですが、
ミツバチは桜にも来てました!

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ウチのミツバチちゃんだー!
こんな風の中飛んで採算あうのかしら?

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やっぱり三重のほうが少し暖かいみたいですね。
岐阜へ戻ってきて、岐阜の蜂場にハチをおろしたときは
もう真っ暗でした。
みなさんお疲れ様でした。
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強風で

昨日の強風で

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屋根が柿畑に飛んできました。

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おおぅ・・・
でかいのが飛んできた。

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そして柿の木が3本ほど折れました。

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かわいそうに;;

ニュースの中のようなことが起こってしまった~
でも人や車や家に当たらなかったのでよしとしましょう。

今日もまだ天気が悪いですが
今日は三重にハチを引き上げにいってきます!!
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宮田養蜂場のおじいちゃんのお姉ちゃん

「宮田のじいちゃんの姉ちゃんが新聞に載っとる」

というので、
今日の新聞確かめたら、
100歳で元気だという内容の記事が載ってました。

宮田のじいちゃんというのは、
「宮田養蜂場」をやっているおじいちゃん。
御年98歳。
まだ蜂をやりたいと今年もうちから蜂を買っていきました。
今も車を運転し蜂場にいくそうです。

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健康の秘訣は好き嫌いなく何でも食べることと、
ローヤルゼリーということです!

蜂屋さんだった人は、
一人で世話ができなくなっても
ハチがいないと寂しいのだそうです。

宮田さんのほかにも
杉山のおばあちゃんという人も
どうしても蜂がほしいと毎年買ってかれます。

みんなミツバチラブなんですねー。
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ミツロウ

今日はミツロウを溶かしています。

ミツロウ(蜜蝋)というのは、
ミツバチが腹から分泌するもので、
六角形の巣の材料になっているものです。
昔からロウソクの材料として利用されてきました。

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石油から作るのではない、天然のロウとして、
今でもいろいろ利用されていますね。
クレヨンとか、口紅とか、いろいろありますが、
やっぱり簡単に思いつくのロウソクですね。
パラフィンより低温で燃えるので、
煤が出にくいんだそうです。
蜜蝋キャンドルとかおしゃれな感じですね。
蜜蝋特有のいい香りがしますしね。

どうやってとるかというと、
採蜜時などに巣枠の外にはみ出た
いわゆる「無駄巣」などを貯めておいて、
溶かすだけです。

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↑ドラム缶いっぱいの巣。
作ってるところは全然おしゃれじゃないですね。

↓下からバーナーでガンガンあっためます。

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↓白っぽいきれいなものばっかりじゃなくて、
黄色っぽいのとか、黒っぽいのとかいろいろあります。

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お米のもみ殻を混ぜるとキレイな色になるとか、

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下の方は溶けてるんですがね、
上はまだ全然。けっこう時間かかります~~

そして溶けたら、
ゴミを一斗缶に流し込んで、
固まったら

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こんなんになります。

ハチミツ屋さんなんかに卸してます。
たまに個人の方も買ってかれるみたい。
でもあんまりきれいじゃないですけどね。

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