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蜜源植物植樹

少し前なんですが…

12月13日に毎年恒例の岐阜県養蜂組合連合会主催の
「蜜源植物増殖事業」に参加してきました。

今年は小森養蜂場から車で20分くらいの場所で行われました。

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植えた苗のリストです↑
当然どれもよくハチが訪れるもの。

当日は朝から雪がチラついてすっごく寒い日でした…

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みなさん「寒い」「寒い」と口々に…
たしかおととしも曇っていて、去年もとっても寒い日で…
私の記憶の中ではいっつも天気が悪い、
いや、年々悪天候になる植樹の日です。

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班分けされて、班ごとに担当の場所に移動します。
軽トラに苗を乗せていざ植樹に。

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今年の植樹はゴルフ場!
写真に写ってる白いものはホコリでもレンズの汚れでもなくて、
雪です!!
だんだんひどくなってきた!!

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コースと山の間とかに植樹させてもらいました。

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それにしても、寒い!

ちゃんと根付いてくれるかなぁ...

小森養蜂場
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ミツバチ供養祭

岐阜県では毎年11月23日の勤労感謝の日に、
ミツバチ供養祭をやっています。

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53年前の11月23日に「ミツバチの碑」が建立されたのがきっかけで、
以来毎年この日に養蜂家さんや、蜂具を扱う方があつまります。
私も先日行ってまいりました!
途中渋滞にひっかかってちょっと遅刻!

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各地方の養蜂組合の代表が順番に玉串をささげて、
養蜂組合連合会の会長さんがお話をして、
30分ほどで終了。

とってもいいお天気で始終のどかに進みました。

小森養蜂場

はちみつ共進会

先週末、岐阜市で岐阜県のはちみつ共進会が行われました。

小森養蜂場も毎年出品してますが、

新聞に記事が載ってることは知りませんでした…

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今年は県食品産業協議会長賞をいただきました。

いったいどの種類のハチミツがいただいたのかはちょっとまだ知りません。
新聞に名前が載っていたので判明。

また冬ににある共進会の表彰式でわかることでしょう~
去年の共進会は・・・「岐阜県養蜂組合連合会 創立60年記念式典+技術講習会」
おととしは・・・「アカシアで金賞」

小森養蜂場

岐阜県養蜂組合連合会 創立60年記念式典+技術講習会 後編

2月1日に岐阜市にて、
岐阜県養蜂組合連合会の創立60年記念式典と
ぎふけんはちみつ共進会の表彰式と、
養蜂技術講習会が行われたので、
出席してきました。

本日は技術講習会とそのあとの祝賀パーティーの模様を。

技術講習会は2部構成。

第1講は日本養蜂はちみつ協会の川原先生のお話で、
第2講は京都産業大学のミツバチ産業科学研究センターの竹内先生のお話。
(昨年は同じセンターの高橋先生が講義にきてくださいました。)

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今回はなんと「養蜂」ではなくて、
「はちみつ」の講義!

ジャングルハニーというアフリカのハチミツに、
免疫機能をあげる効果があったというお話でした!

ジャングルハニーを与えると、
白血球の一種で好中球という細菌を食べてくれる細胞が
増えたり、活性が上がったりするそうです。

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ニキビ菌を食べてくれるのは、この子たちだそうです。
そして食べた後は死んで、膿になる。
ニキビの白い膿は彼らの働いた跡だそうで、
なんだかこれからは顔の白い膿も感慨深く見ることができるかもしれない。

具体的にハチミツのどの成分が効いているのかはまだわからないとのことですが、
(分子量300~500くらいのものだそうです)

立食パーティーのときに、少しお話をさせていただきましたが、
「ハチミツ」はいろいろな成分がたくさん入っているので、
それらのが複合的に効いているのかもね、とのことです。

そして、日本の植物から採れたものでも
今後調べれば効果が期待できるかなー!?
と期待して終わりました。

ハチミツはまだまだわかってないことたくさん!
研究の余地ありなんですねー!

さてさて、夜になって、ここからは祝賀パーティーです。
「パーティー」なんて慣れないから、なんだか緊張した面持ち。

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でもお腹が空いていたので、たくさん食べました。

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なんと途中で岐阜市長さんもお祝いに駆けつけてくれました。

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私は岐阜市の養蜂組合の方と、
蜜源増殖レンゲだけじゃなくて、樹木もやりたいね、
って話をさせていただき、なかなか楽しかったです。

小森養蜂場

岐阜県養蜂組合連合会 創立60年記念式典+技術講習会 前編

立春が過ぎましたね!
養蜂業界では昔、九州から転地を始めていたころは
立春は「蜂春(ほうしゅん)」と呼ばれ、
シーズンの始まり、仕事の始まりの区切りだったそうです。

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少し前ですが、2月1日に岐阜市にて、
岐阜県養蜂組合連合会の創立60年記念式典と
ぎふけんはちみつ共進会の表彰式と、
養蜂技術講習会が行われたので、
出席してきました。

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普段はツナギの養蜂家さんですが、
ジャケットの人が多いです!

まずは会長のお話。
いつでも最初は会長のお話からですが、
会長の話はいつも面白いので、実は私は楽しみにしています。

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今回は60年記念ということで、岐阜県の養蜂の歴史を少し。
冒頭の蜂春の話も実は会長のお話で知りました。

岐阜県養蜂組合連合会は60年なんですが、
これは現在の形態、名称になってからのことで、
最初に組合ができたのは明治時代、100年以上も前のことだそうです。

フソ病の蔓延、砂糖の輸入によるハチミツの大暴落、
養蜂振興法の成立、それにともない、
フソ病群は強制焼却が開始、
岐阜の養蜂家たちは長良川の河原で泣く泣くミツバチを焼き、
そして長良川の河畔に「ミツバチの碑」を建立するに至ったそうです。

親方からも昔の話をたまに聞きます。
今は車だけど、昔はリヤカーだったから、朝は2時とかに起きだして仕事に行ったとか、
今じゃ信じてもらいないけど、自転車の前にかあちゃんのせて、
後ろに分離機と(空の)一斗缶を16背負って、
砂利の山道を登って採蜜にいったとか、
親方の昔話はいつか書きたいです。

昔の話をいろんな人から聞くたびに今はなんて楽ちんなんだと思います。
そんな時代を体験してきた方々を、養蜂組合の功労者として表彰も行われました。

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同じ西美濃組合のゴローさんも表彰されました!

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表彰者の代表は80を過ぎた「おじいちゃん」ですが、
「まだ北海道に転地してます!」
と高らかにスピーチ。
ハチミツも健康の役に立っていると思うけど
一番の元気の源は「ミツバチ」
ハチとともに自然の中で汗を流して労働するのがいかに素晴らしいかと
おっしゃっていました。

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さて、次は大学の先生をお招きしての技術講習会です!

後編につづく・・・・

小森養蜂場


みつばち供養祭

毎年11月23日はミツバチの供養祭です。
病気になったミツバチは焼くしかないので、供養祭があります。
私はなんと今年は寝坊してしまい…

いったら終わってた…

おそいよーと言われてしまった。

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車に乗って帰られる神主さんしか撮れませんた…

あいにくの午前中の雨でテントがでてました。

昨年の様子はこんな感じでした
ミツバチ供養祭

今年は勤労感謝の日と重なったんですね。
ミツバチがいつも一生懸命働いていることにも感謝です。

ニワトリやほかの家畜の伝染病で焼却処分のニュースをみると
どんなに辛かろうかと想像してしまいます。
みつばちにも法定伝染病と届出伝染病があります。
最近は個人で飼われていて病気を出してしまうケースがあるそうです。
ちゃんとフソ病検査うけてくださいねー

小森養蜂場

地産地消を進める需要開拓交流会に参加してきた

親方はまったく内容を把握しておらず、
実は私も訳も分からず、

イマイチ趣旨を把握しないまま
「地産地消を進める需要開拓交流会」
というのに参加してきた。

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↑会場。

受付で席の提示が。
農業者はパネラーのごとく席が配置されて、
しっかり名札まで。

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みなさんサンプルとかちゃんと持ってきてるみたいだ。
なに~
何にもしてないぞ~(汗

しかも農業者の人は1分くらいで
自己紹介とPRをしろって言われて、
ひえ~

とても反省いたしました。

NHKのカメラも来てました!↓

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「材料全部岐阜県のもので作りたい」とか
「地元のものを置きたい」とこだわっていらっしゃる方が多かったです。

小森養蜂場はハチミツを今までハチミツ屋さんに
卸すだけだったのですが、
これからはそれだけでなく、
自分たちで売っていこうということなのです。

が、
ハチミツは採れない時には、
本当にゼロに近い状態で採れないので、
「今年は売り切れです」
と言えるところじゃないとなかなかお話できないのですよね。

お菓子に使うとかだと、
「いや~今年はとれなかったから無いよ」
では済まされないですからね。
しかも予想が立たないんですよね、
お約束ができない。

ほんとに準備なしで反省して帰ってきました。
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小森養蜂場

アカシアで金賞

1月20日に行われた
第22回岐阜県はちみつ共進会表彰式と、
平成23年度養蜂技術講習会にみんなで参加してきました。
もご一緒させていただきました。

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みなさん見慣れぬジャケット姿。

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タヘイさんは受付をやってらっしゃいました。

親方もジャケット。

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午前中は表彰式。

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↑レンゲのはちみつで県知事賞の養蜂家さん!

そして

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じゃじゃーん!
小森養蜂場のアカシアはちみつも金賞いただきました!

お弁当を食べて、
午後は講習会です。

京都産業大学の高橋准教授と
全国はちみつ公正取引協議会会長の早川先生の2本立て。

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「ミツバチの疾病とDNA育種法によるミツバチ新品種開発」

ミツバチは家畜化されてからの歴史がすごーく長いのに、
全然品種改良されず、ほぼ原種のままらしいです。
同じような時期に作物化されたトウモロコシとはえらい違いだといってました。
たしかにー。スーパースイートコーンなんて昔はなかったー。

植物だけじゃなくて、牛とか豚とか鳥とかはしっかり品種改良されて、
乳をよく出すとか、肉質がいいとか、毎日のように卵を産む、
とかあって、乳牛と肉牛が分かれてたりするのに、
「たくさん蜜を貯めるミツバチ」
「ローヤルゼリーがたくさん採れるミツバチ」
という品種はなくって、みんな同じセイヨウミツバチなんですよねー。

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面白かったのでノートとりながら聞きました。

品種改良のことだけじゃなくって、
現場でのミツバチの飼い方について「強い群」を育てるための方法について、
(みなさんすでに実践してるかもしれないですが)
データでしっかり裏がとれましたよ、
というお話もあって、おじいちゃまがたも真剣に聞いておられるご様子。

質問も結構でてて、みなさんのミツバチに対する愛が伝わってきました。

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ちゃんと聞いてます。


第2講は「高品質なはちみつ凄惨を目指して」-はちみつの品質管理と分析技術について

糖の分析技術がかなり発達してきたけれども、
異性化糖を混ぜられたら、「本物のはちみつか、異性化糖を混ぜたはちみつか」
なんとなしにはわかるんだけど、
断定はできないんだそうです。

だから、品質管理としてはトレーサビリティをしっかりやる以外ないから、
ほら!ウチのはちみつは混ぜ物なんか絶対してないぞ!と胸を張るには
養蜂協会からもらってる管理日誌をしっかりつけなさいよ、
と言われました。

ああ・・・去年の夏、私がつけろと言われたのに、
全然つけてなかった。。。
耳が痛いです。
(だって、夏場はあんまり現場に行かせてもらえないんだもの)


小森養蜂場


今年の夏は飯炊き係だけじゃなくてもうちょっと仕事ができたら。
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小森養蜂場

平成23年度蜜源植物増殖事業(植樹)

昨日、12月7日は岐阜県養蜂組合連合会の
蜜源植物を植える会に参加してきました。

毎年毎年行われている事業で、
岐阜県内のいろいろなところに木を植えさせていただいています。
最初のほうに植えた木は、
もうだいぶ大きくなってるそうです!

今年は土岐市の市有地(山林復旧地)に植樹をします。

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最初に植樹するのはここ↓
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みんなツルハシやスコップ持参↓

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岐阜県内の養蜂家さんがたくさん集まりました!
普段なかなかお会いできない、
中濃~東濃の方ともお会いすることができました。

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まずは養蜂組合の長からお話、
食の安心安全や、地産地消はもちろんだけど、
美しい風景も日本の大事な財産だね、
植樹で少しでも貢献できればいいねと。

そして班分けされて、植樹スタート!

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苗を袋から出すタヘイさん↓
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わが班はクロガネモチとかレンギョウを植えることに。

フシミさん↓
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カズキくん↓
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タケナカさん↓いい笑顔
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実は前日の雨で、ぬかるんでる場所が。

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トラックが1台大変なことに…

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JAFが一回来て、こりゃあかんと、出直しするのを初めてみました。

一か所目が終わると、
場所を移動して、もう一か所植えます。

その前にお昼。
土岐市のクリーンセンターの会議室を借りてお昼に。

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食べ終わって外に出ると
「あ~いつもはお昼食べたら昼寝するのに、今日はできんのか~」
と言ってる人発見。
やっぱみんな昼寝してるんだ!

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午後から植えるのはここ。

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さっきの場所より、掘りやすそう。

近くには土岐市のゴミの最終処分場が。
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そこで働いてる人を見て、
うん、やっぱゴミの分別ちゃんとやろうと、
思えたのでした。

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さて、終了です!!

曇り~昼から雨との予報でしたが、
昼からむしろ晴れてきて、
暑すぎず、寒すぎずでとってもラッキーでした。

近くにアウトレットのモールがあるので、
来たときには植樹した場所のぞいてみます!

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小森養蜂場

ミツバチ供養祭

岐阜県では毎年11月23日にミツバチの供養祭を行っています。

「蜜蜂の碑」があるのでそこで。

蜜蜂の碑とは、岐阜県出身で日本に近代養蜂技術を取り入れた
渡辺先生にちなんだ碑で、
長良川の川岸にあります。
その昔は病気にかかったミツバチを、
泣く泣く近くの河原で燃やしていたそうで
この場所に建てられたとのことでした。

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近代養蜂発祥の地をトし、
供せて蜜蜂の勤務、平和、
友愛の精神を讃え、
ここにこれを建てる。
昭和三十五年十一月二十三日
岐阜県養蜂組合連合会
蜜蜂の碑建立委員会

蜜蜂の碑より。



昭和35年11月23日にミツバチの碑が建立されたということで、
昭和35年以来、半世紀以上、
毎年この日に供養祭を行っているようです。

岐阜県内の養蜂家さん、
養蜂組合の会長と事務局長
県内の蜂蜜屋さん、
養蜂資材の会社の方、
それから岐阜県の畜産課の方、

などなどミツバチ関係者が集まりました。

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近くの神社の神主さんがきて、
あの、なんていうのでしょう?
言葉を読み上げてくださいました。

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そのあと順番に玉串奉奠をしました。

ミツバチさんたち、
今年もありがとうございました。


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小森養蜂場